自転車の愛用者必見!サイクリングの空調服を選ぶときのチェックポイントは?

「ファンで服の内側に風を送る」という画期的なアイデアが受け、空調服はサイクリングや登山、釣りなどのアウトドアレジャーでも広く活用されるようになっています。こういったレジャーで身に付ける空調服を選ぶときは、商品のデザインや機能が重要です。

サイクリング用の空調服を選ぶときのチェックポイントを、今回は紹介します。

『空調服の着心地とファンを動かすモーターの性能について』

チェックポイント1「動きやすいデザインか」

空調服を選ぶときのひとつのチェックポイントになるのが、動きやすいデザインかどうかです。自転車の走行で身に付ける服は、体の動きを妨げないデザインであることが重要です。腕や肩が自在に動かせるデザインが、サイクリングには適しています。

暖かい季節に身に付けるのであれば、袖なしのベスト型の空調服を利用すると便利かもしれません。このようなデザインの空調服は、腕を動かしやすいというメリットがあります。ベスト型の商品は軽量なことが多く、ストレスを感じにくいのもメリットです。

長袖や半袖の空調服を利用するときは、上半身のラインにフィットするスリムなデザインの商品を選ぶと良いかもしれません。ウエストや袖の部分がスリムにデザインされた空調服は、走行中のストレスを減らしてくれることが多いです。

速いスピードで走っても服が風ではためくことが少ないため、運転に集中することができます。

チェックポイント2「視認性に優れるか」

自転車で道路を走る際には、視認性に優れる空調服を選ぶことも大切です。ロードサイクリングをする場合、自転車で交通量の多い車道を走ることもありますよね。薄暗い夕方や早朝に走行をするときには、自動車のドライバーの目に留まりやすいデザイン、カラーの空調服を身に付けたほうが安心です。

前身頃や背中、袖などに反射材が付いている空調服なら、薄暗い時間帯や夜でも人目に付きやすくなります。市販されている空調服には、肩のパイピングに反射材を使用して、スタイリッシュなデザインに仕上げているものもあります。

こういったデザインの商品なら、おしゃれなスタイルにこだわる人でも満足ができるかもしれません。ブラックやネイビーなどのダークカラーの空調服を選ぶときは、視認性をアップする反射材が付いているかどうかを念のためにチェックしておきましょう。

反射材が付いていない商品を利用するときは、蛍光塗料が使われたアームバンドなどを別に用意する必要があるかもしれません。

チェックポイント3「小物が入れられるポケットが付いているか」

スマホなどの小物が入れられるポケットが付いているかどうかも、サイクリング用の空調服を選ぶときのポイントです。サイクリングの最中には、スマホで地図を確認したり、目的地までの距離をチェックしたりすることがあるかもしれません。

こういったときにバッグからいちいちスマホを取り出さなければならないと、時間がかかってしまいますよね。空調服のポケットに必要なものを入れておくことができれば、取り出す手間や時間が不要になります。スマホなどの小型の電化製品を入れたいときは、ファスナー付きのポケットがある空調服が便利です。

胸の部分にこのようなポケットが付いていると、必要なときにスマホを取り出してすぐに操作ができます。鍵や身分証明書などの貴重品を紛失したくないときにも、空調服のポケットは役立ってくれるかもしれません。ファスナー付きのポケットに入れておけば、休憩中などに貴重品を誤って紛失してしまうリスクも少なくなるでしょう。

チェックポイント4「紫外線をカットする素材を使っているか」

屋外を自転車で走行するサイクリングでは、紫外線対策が半ば必須です。空調服を選ぶときにも、紫外線カット加工がされている素材かどうかをチェックしておくと安心です。アウトドアレジャーでサイクリングをするときは、炎天下のなかを長時間走行することがあるかもしれません。

白などの薄い色の素材は、紫外線を通しやすいです。そのため、服の色によっては服を着ていても日焼けをしてしまうことがあります。空調服に紫外線カット加工が施された素材が使われていれば、日焼けなどの肌トラブルを最小限に抑えることが可能です。

紫外線の影響を防ぐ空調服は、通勤や買い物などで自転車を利用するときにも役立ってくれます。紫外線が強い時間帯に自転車に乗ることが多い人は、空調服の素材にも気を配ってみましょう。

チェックポイント5「素材に消臭機能があるか」

素材に消臭機能があるかどうかも、チェックしておきたいポイントです。自転車で走行していると、汗をかくことが増えてきます。ファンで衣服の内側に風を送る空調服は、このような汗を素早く乾かしてくれる便利なアイテムです。

ただ、乾くスピードが速くても、汗のにおいまでは完全に防げないことがあります。素材に消臭機能があれば、においが生じる心配も少なくなるでしょう。サイクリングの途中でお店に立ち寄ったり、仲間と食事をしたりするときに「汗のにおいが気になる」という人は、消臭機能を備えた空調服を選んでみると良いかもしれませんね。

このような素材を使った空調服は、自転車通勤をしている人からも人気があります。汗のにおいを抑えてくれる空調服を利用すると、自転車を降りてそのままオフィスに向かうことができます。仕事の前にわざわざ着替える必要がなくなることは、忙しいビジネスパーソンにとっても大きなメリットになるかもしれません。

チェックポイント6「コーディネートにマッチするデザインか」

ロードサイクリングなどで空調服を利用する場合は、ウエアのコーディネートにマッチするデザインかどうかも重要なポイントになってきます。ロードサイクリング用のサイクルジャージやヘルメットには、いろいろなデザインのものが登場していますよね。

このようなウエアを自分のセンスでコーディネートするのも、ロードサイクリングのひとつの楽しみです。コーディネートにマッチするデザインの空調服を選べば、全身のスタイルもバッチリと決まります。市販されている空調服には、タウンウエアにも利用できそうなおしゃれなデザインのものが多く見られるようになっています。

美しい配色のツートンカラーのブルゾン、ベスト型の空調服などは、サイクリングでも大活躍してくれそうなアイテムです。サイクリングのファッションにこだわる人は、コーディネートを考えて空調服を選んでみましょう。

空調服の特徴を比較してサイクリングにピッタリの商品を探してみよう

市販されている空調服のデザインや機能は、商品によって異なります。アウトドアレジャー向きに作られている空調服も増えており、いろいろな商品が選べるようになっています。サイクリング用の空調服を探している人は、ここで紹介したチェックポイントを基準に、使いやすい商品を探してみてはいかがでしょうか。

サイクリング用の空調服は、自転車通勤にも活用ができます。

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